上手じゃなくていい|絵本の読み聞かせで大切にしたいこと
子どもに絵本を読んであげたい。
でも、
「どうやって読めばいいんだろう?」
「読み聞かせって、何かコツがあるのかな?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、絵本の読み聞かせに特別なやり方や正解はありません。
これからお伝えするのは、ほんのいくつかのシンプルな考え方です。
頭の片すみに置いておくだけで、絵本の時間が少し楽になります。
読み聞かせに「正解」はありません
絵本の読み聞かせについて書かれた本や情報はたくさんあります。
読むほどに、「どれが正しいんだろう?」と迷ってしまうこともありますよね。
でも、
どれか一つが正解で、他が間違いということはありません。
保育園などで行う読み聞かせは、
一人の大人がたくさんの子どもに向けて読むため、
ちょっとした技術や工夫が必要になります。
一方で、ご家庭での読み聞かせは違います。
目の前には、わが子が一人(あるいはきょうだい)。
そこまで細かいことを気にしなくても大丈夫です。
子どもが見ているのは、絵の世界
大人はつい文字を追ってしまいますが、
子どもはまず絵を見ています。
大切なのは、
「絵をできるだけ隠さないこと」。
向かい合って読むときは、
ページをめくる手が絵にかからないように持てるといいですが、
膝の上で一緒に読むときは、あまり気にしなくても大丈夫です。
ページのめくり方も、ゆったりでOK
ページは、スムーズにめくれればそれで十分です。
早く進めたほうがよさそうな場面もあれば、
一つの絵をじっくり眺めたい場面もあります。
絵本やそのときの子どもの様子に合わせて、
テンポを変えてみてください。
最初は少しぎこちなくても、
続けていくうちに自然と慣れていきます。
読み方も、自由でいい
「声色を変えたほうがいい?」
「抑揚はつけたほうがいい?」
そんなふうに迷うこともあると思います。
これも、決まりはありません。
楽しく声を出したくなる絵本もあれば、
落ち着いた調子で読みたい絵本もあります。
読む前に一度パラパラと見て、
「こんな感じかな」と思う読み方で読んでみる。
それで十分です。
いちばん大切なのは、子どもの反応
小さいうちは、
読み聞かせというより「絵本で遊ぶ」ような時間になることもあります。
「おいしそうだね~」「はい、どうぞ」
など、子どもとの会話を楽しんでもいいです。
また、同じページを何度も見たり、
途中で立ち歩いたりすることもあるでしょう。
どこを見るか、何を感じるか、
どのページで立ち止まるか。
子どもの反応を見ながら読み進めていきます。
少し大きくなると、
一時的に絵本に興味を示さない時期が来ることもあります。
それでも大丈夫です。
無理に読ませようとせず、
目の前の子どもの様子を見ながら、
「今はこんな時期なんだな」と受け止めてみてください。
絵本の時間は、うまくやるための時間ではありません
絵本の読み聞かせは、
上手に読むためのものではなく、
子どもと同じ時間を過ごすためのものです。
ウィズトイでは、
そんな時間が自然に生まれるよう、
お子さんの「今の育ち」に合った絵本をお届けしています。
「ちゃんと読まなきゃ」と思わなくて大丈夫。
肩の力を抜いて、
お子さんと心を通わす時間を楽しんでみてください。