ガンピーさんのふなあそび＜新版＞

のどかな牧草地に住むガンピーさんが、小舟に乗って川へ出かける場面から始まります。ガンピーさんは途中で出会う2人の子どもやさまざまな動物たち（うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎ）を次々と船に乗せていきます。それぞれの動物には特定の約束をして、乗船を許可します。最初はみんながルールを守って楽しく過ごしますが、やがて…。「ルールを守り、みんなで楽しく遊ぼう」というテーマが、子どもにも分かりやすく描かれている名作絵本です。美しい線画と繰り返しのストーリーが特徴で、左ページの文字の下にはモノクロの線画で混雑具合が描かれており、読者の想像力を刺激します。